SURUPAs Column
『店長さん、お客を区別すると儲かりますよ!』を読んで
劉桂栄代表の著書『店長さん、お客を区別すると儲かりますよ!』を通して、個客識別マーケティング、顧客ステージ、価値提案、DX推進支援への学びを整理した読書感想です。
著者、劉桂栄代表の『店長さん、お客を区別すると儲かりますよ!』を読みました。
私は以前、桂栄さんの命式やお人柄を分析させていただく機会があり、その際に、経営者としてどのように現場や人を見ているのかに関心を持ちました。
本書では、店舗経営や顧客対応を感覚だけで捉えるのではなく、顧客との関係性を段階ごとに整理する考え方が述べられています。その視点を確認したいと思い、本書を購入しました。
2026年の今読んでも、古さを感じない一冊
本書は2014年4月14日に初版第1刷が発行された本ですが、2026年7月の今読んでも、内容はまったく古さを感じません。
現在は、商品やサービスの比較がしやすくなった一方で、「安いから買う」だけではなく、「価値があるものにはお金を払う」という判断も増えています。その意味で、本書の考え方は今の市場にも通じる内容だと感じました。
▶▶▶ 今すぐ行動を
人事や勤怠が変われば、会社が変わる。
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「お客を区別する」という言葉の本当の意味
特に印象に残ったのは、「お客を区別する」という言葉の本当の意味です。
言葉だけを見ると、お客様を冷たく選別するような印象を受けるかもしれません。しかし本書で伝えられているのは、決してそうではありません。
一人ひとりのお客様を深く理解し、その方に合った関わり方を考え、信頼関係を育てていくための「個客識別マーケティング」という考え方でした。
お客様のステージに合わせて関わり方を変える
本書では、お客様を5つのステージに分け、それぞれの段階に応じたアプローチ方法が詳しく紹介されています。
- 新しいお客様には、まず関心を持っていただくこと。
- ご利用いただいたお客様には、継続して選んでいただくこと。
- 優良なお客様とは、さらに深い信頼関係を築いていくこと。
このように、ステージごとに目的やマーケティング手法を変えていく考え方は、店舗運営だけでなく、サービス業全般にも応用しやすい内容だと感じました。
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逆ピラミッド型で、お客様とともに成長する
私は当初、優良顧客を頂点に置くピラミッド型をイメージしていましたが、本書を読んで感じたのは、むしろ逆ピラミッド型の発想です。
多くのお客様を広く受け止め、その中で一人ひとりとの関係を少しずつ深めながら、お客様とともに成長していく。その視点は、顧客関係を短期的な売上だけで見ない考え方として納得感がありました。
価値に合った提案が選ばれる時代へ
2026年の今は、商品やサービスがあふれる時代です。
だからこそ、単なる価格競争ではなく、「お客様は何に価値を感じているのか」を理解し、その価値に合った提案ができる企業やお店が選ばれるのだと感じます。
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2冊目のDX関連書籍も購入しました
また今回、DXに関連する2冊目の本『給料ゼロ円で24時間働くバックオフィスDX』も購入しました。
顧客を深く理解することから、企業のDX推進支援まで、市場や支援領域が広がっている今だからこそ、マーケティングとDXは切り離せないテーマになっていると感じています。
これから2冊の本文もあわせて読み込み、顧客との向き合い方、価値提案、そしてDX推進支援にどう活かせるのかを整理していきたいと思います。
今後の運営に活かしたいこと
本書で語られているマーケティングや顧客との向き合い方は、発行から12年以上経った今でも、実務に置き換えて考えやすい内容でした。
今回、桂栄さんの分析をきっかけにこの本と出会えたことで、顧客理解をどのように現場の運営に落とし込むかを考える機会になりました。
読後に感じた要点を、1枚のまとめ画像としても整理しました。文章だけでは伝わりにくい全体像を、あわせて残しておきたいと思います。
編集に携わらせていただいたことも含め、このご縁から本書を読む機会をいただけたことに感謝いたします。
ありがとうございました。
美浜倫理法人会会員 真田 真理子
