SURUPAs Column
データと透明性で企業の未来を決める?Part2|データと数値で実現する組織設計とIT活用
データと透明性で企業の未来を決める?Part2|データと数値で実現する組織設計とIT活用 前回、『データと透明性で企業の未来を決める?』では、経営視点から具体化してきました。 今回は、「お客様に評価さ...
データと透明性で企業の未来を決める?Part2|データと数値で実現する組織設計とIT活用
前回、『データと透明性で企業の未来を決める?』では、経営視点から具体化してきました。
今回は、「お客様に評価される会社をつくりたい」という目線で、現場目線で具体化していきます。
多くの企業が、「お客様に評価される会社をつくりたい」と考えています。
しかし実際には、
- 現場は忙しいだけで成果につながらない
- 評価制度はあるが、運用に追われ機能していない
- 人事制度が形骸化している
という状態に陥り、データ/AIを活かしきれていないケースが少なくありません。
その違いはどこにあるのでしょうか。
成長企業に共通する「考え方」
ある成長企業では、次のような考え方を大切にしています。
- まず基本を身につける
- 自分ではなく人のために動く
- 最終的に評価するのはお客様である
- すべては0から積み上げる
これらを「仕組みとして実現している」ことが最大の違いです。
つまり、
考え方ではなく、制度として落とし込まれている
という点が重要です。
▶▶▶ 今すぐ行動を
人事や勤怠が変われば、会社が変わる。
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「役に立つ」を起点にした人事制度設計
企業活動の本質はシンプルです。
「お客様にとって価値があるかどうか」
この一点に尽きます。
つまり、
- この商品・サービスは本当に役に立つのか
- その価値を正しく伝えられているか
- 提供するためのスキルが足りているか
を常に問い続ける必要があります。
価値を生むために必要なこと
価値を提供し続けるためには、
- 認知活動(知ってもらう)
- スキルアップ(提供力を上げる)
が不可欠です。
しかし多くの企業では、
- 現場は作業に追われる
- 根本的な課題は後回し
という分断が起きています。
これでは「価値を作る組織」にはなりません。
売上と組織はつながっている
例えば、
- 市場規模
- 需要の強さ
- 単価
を踏まえると、
目指すべき売上水準はある程度決まります。
その上で、
- 何人で回すのか
- どのくらいの生産性が必要か
- どの水準の給与が実現できるか
が見えてきます。ここでバックオフィスが重要な役割を担います。
モチベーションは「構造」で決まる
バックオフィスにはどのような役割があるのでしょうか。
従業員のモチベーションは、気合いや文化ではなく、
「仕組み」で決まります。
- 成果が評価に反映される
- 成長が給与に反映される
- 貢献が可視化される
この状態ができて初めて、
自然と前向きに働ける組織
になります。そのためには、どのような組織の仕組みが重要でしょうか。
トップダウンとボトムアップを両立させる
人事制度設計でよくある課題が、
- トップダウンで決めるべきか
- ボトムアップで現場に任せるべきか
という議論です。
しかし本質は、
どちらかではなく、「両方が機能する仕組み」を作ることです。
トップダウンだけでは動かない
経営の方針があっても、現場が理解・実行できなければ意味がありません。
ボトムアップだけでは変わらない
現場任せでは、全体最適が崩れてしまいます。
両立の鍵は「数字」
この2つをつなぐのが、
現場が使える数字に分解すること
です。そのためには、活かせるITサービスを選定することが不可欠です。
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数字で見る「現場と成果」の関係
では、どのような視点で選べばよいでしょうか。
ここでは「人時売上」「予実管理」で見ていきます。
■予実管理
・月売上目標:10,000,000円
・総稼働時間(目標):1,680時間
・目標人時売上:6,250円
■人時売上比較
・売上:10,000,000円
・従業員:10名
・総労働時間:2,180時間
・人件費:約411万円
・福利厚生費:約35万円
・人時売上:10,000,000 ÷ 2,180 = 約4,587円
この場合、売上OK × 人時NG。つまり、時間をかけて無理やり達成している状況です。
重要なのは、この数字を現場が理解し、行動できるかどうかです。
今回の事例では、4,587円の売上を得るのに1時間かかっている状況です。
- お客様への提供・サービスに課題があるのか
- マーケティングに課題があるのか
- 人事制度の運用に問題がないか
- スタッフの希望を優先しすぎていないか
- 予定外の残業が常態化していないか
- ヘルプ要員に偏りが出ていないか
など、現場での検討余地があります。
現場と経営をつなぐ指標セット
このように、人事制度を機能させるためには、情報が集まるバックオフィスの役割が重要です。
特に、シフトコントロールは大きな鍵となります。
今回の例であれば、次のように考えられます。
先月末は同じく1,000万円の売上を達成したが、2,180時間のシフトを組んだ結果、約580時間超過してしまった。
- お客様提供における根本的な課題は何か
- 手作業や二重入力などの非効率業務はないか
- 教育不足による作業時間のばらつきはないか
- モチベーションが下がっていないか
- 役割分担が曖昧で重複作業が発生していないか
どこを削減すれば580時間を解消できるかを検討します。
これらを判断するには、分断せず一元的に管理することが重要です。
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SURUPAsで実現する仕組み化
SURUPAsでは、
- 勤怠
- シフト
- 人件費
- 評価
を一元管理と予実管理に基づいた設計によってITを活かすサービスとなります。
これにより、
- 数字の自動可視化
- 現場単位での意思決定
- 評価との連動
が可能になります。
「考え方」を「動ける仕組み」に変えることが、人事DXの本質です。
まとめ:0から積み上げる組織が最も強い
これからの時代に必要なのは、
- ・現場が力をつけること
- ・経営が方向を示すこと
その両立です。
そしてそのためには、
基本を徹底し、数字で積み上げること
が不可欠です。人事労務による、基本の徹底・数字で積み上げていき「PDCA」を回していくことが
ITを活かした「仕組みづくり」となります。
まずは、
- 自社の人時売上
- 1人あたりの生産性
を把握することから始めてみてはいかがでしょうか。

